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2021年第4四半期および2021年通期決算(日本語抄訳)

10/02/2022

パリ、2022年2月10日

2021年通期のグループ当期純利益は過去最高を記録
基礎収益は前年比16.1%増(1)(17.2%増(1)*)と大幅に増加。ファイナンス&アドバイザリー事業と金融サービス事業が過去最高水準の活況を呈したほか、グローバルマーケッツ事業は年度を通して極めて好調、リテールバンキング事業も健全なモメンタムで推移
基礎営業総利益は85億ユーロ(1)と前年比で51.0%(1)増加。経費は4.3%増(1)に抑制され、正のジョーズ効果(収益の伸びが経費の伸びを大幅に上回る)を確認 
リスク費用は引き続き低水準で13ベーシスポイント 
グループの基礎当期純利益は53億ユーロ(1)(報告ベースでは56億ユーロ)
基礎利益率(ROTE)は10.2%(1) (報告ベースでは11.7%)
2021年第4四半期の基礎営業総利益は19億ユーロ(1)(前年同期⽐24.1%増)
2021年第4四半期のグループ基礎当期純利益は12億ユーロ(1)(前年同期比94.4%増、報告ベースでは18億ユーロ)
2021年第4四半期の基礎利益率(ROTE)は9.2%(1)(報告ベースでは16.6%)

魅力的な株主還元 
1株当たり2.75ユーロ相当の分配。内訳は以下の通り:
-    1株当たり1.65ユーロの現金配当を年次株主総会に提案
-    1株当たり1.1ユーロ相当の自社株買い計画(総額9億1,500万ユーロ)
普通株式等Tier 1比率13.7%(2)(2021年末時点)は規制要件を470ベーシスポイント上回る健全な水準

戦略事業計画を加速 
モビリティ分野での競争力強化の一環として、ALDによるリースプラン(LeasePlan)の買収計画を発表、モビリティ分野において主導的プレゼンスを目指す
ブルソラマ(Boursorama)の新規顧客獲得は計画より1年前倒しで進展、フランス国内のINGグループ顧客に最良の代替的バンキング・ソリューションを提供するため、同グループと独占交渉の開始を発表 
合併協議に向けフランス国内のリテールバンキングネットワークは良好なモメンタムを維持 
国際リテールバンキング事業のデジタル化と業務効率改善を継続
グローバルマーケッツ事業の業績は年間を通じて堅調に推移、ストラクチャード商品の再編とリスクプロファイルの向上
ファイナンス&アドバイザリー事業は過去最高の業績を達成、好調な市場モメンタムと資本配分の引き上げがけん引

当グループの最高経営責任者であるフレデリック・ウデアは次のように述べています: 
「2021年はソシエテ・ジェネラル・グループにとって節目の年となり、過去最高の業績を達成しました。優れた収益性と株主の皆さまへの魅力的なリターンを実現することができ、全事業部門がこの卓越した業績に貢献しています。また、非常に質の高いローンポートフォリオと高い自己資本比率を有し、年度末におけるバランスシートは極めて堅固です。さらに、第一に、ソシエテ・ジェネラルとクレディ デュ ノールの2つのリテールバンキングネットワークの統合などの重要プロジェクトを順調に推進し、第二に、ALDによるリースプランの買収とフランス国内のリテールバンキング事業に関するINGとの独占交渉の開始により、他社と一線を画す2つの資産を強化する2件の戦略的取引を実現しました。これにより当グループは、高い企業価値を創出する戦略的事業計画を規律正しく実行し、ESGと新しいテクノロジーに係る変革を加速させることによって、戦略的事業計画の大枠を完了させることを最優先目標として、自信をもって2022年に臨んでいます。」

(1) 基礎データ(会計データから基礎データへの移行については、英文資料の10. APPENDIX 2: METHODOLOGYの第5項を参照)  
(2) 分配準備金控除後の段階的適用の比率(全面適用の比率は13.6%)
本書における注記号*はグループ編成の変更および為替レートの変動による影響の修正再表示後の数値を示す。


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