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2020年第3四半期決算(日本語抄訳)

05/11/2020

パリ、2020年11月5日

2020年第3四半期の主要決算指標:業績回復を確認
営業総利益は2019年第3四半期比14.6%増*と大幅に改善
全業務において収益は回復:2020年第2四半期比9.7%増(2019年第3四半期比0.5%増*)
営業費用は減少:2019年第3四半期比8.2%減(5.6%減*)、2019年1~9月期比6.5%減(4.5%減*)
グループ全体において、伸び率で収益が費用を上回る効果
2020年第3四半期のリスク費用は40ベーシスポイントと2020年第2四半期を大幅に下回る
グループ当期純利益:8億6,200万ユーロ(2019年第3四半期比9.8%増*)
グループ基礎当期純利益:2020年第3四半期は7億4,200万ユーロ、2020年1~9月期は8億300万ユーロ

普通株式等Tier 1比率は13.2%(1)と大幅に改善
普通株式等Tier 1には1株当たり0.21ユーロ(2)の配当準備金が含まれている
高水準の自己資本(規制要件に対して約420ベーシスポイントのバッファー)および、株主資本利益率における当グループの高い柔軟性

2020年の目標
基礎営業費用の目標:165億ユーロ程度
リスク費用:70ベーシスポイント程度
2020年末時点の普通株式等Tier 1比率の目標:12%を上回る水準

ソシエテ・ジェネラル・グループは経済活動への寄与
グループ全体の政府保証融資申請額:200億ユーロ超

新エネルギーへの移行に対するコミットメント
2025年までに石油・ガス採取セクターに対するエクスポージャーの10%削減を目指す:
-    移行期にある再生可能エネルギーやガスへの優先的な資金供給を通じて、顧客のエネルギー転換を支援
-    米国でのオンショア石油・ガス採取事業への新規資金供給(埋蔵量ベースの貸出)の中止

当グループの最高経営責任者であるフレデリック・ウデアは次のように述べています:
「ソシエテ・ジェネラル・グループの第3四半期決算は、ロックダウン(都市封鎖)という特異な期間の後に全事業部門の業績が回復するとともに、依然として非常に不透明な環境に適応することが可能であることを実証するものとなりました。また、当グループ事業の進展、経費の管理、厳格なリスク管理などへの取り組みが奏功しました。資産の質と自己資本の水準双方において健全性の高いバランスシートを維持することにより、堅実な事業基盤のもと新たな戦略計画を策定することができました。当グループはチーム一丸となって、現在直面している健康・経済危機および長期間にわたり、お客さまのエネルギー転換やデジタル・トランスフォーメーションを支援することを目指し、さらに、さまざまな事業において付加価値と競争力を一段と強化していく所存です。」

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本書の脚注*はグループ編成の変更および為替レートの変動による影響の修正再表示後の数値を示す
(1)    IFRS第9号の段階的導入に伴う+19ベーシスポイントおよび2020年10月1日付のSGフィナンスの売却の影響(約+10ベーシスポイント)を含む
(2)    超劣後債および永久劣後債に係る利息控除後の2020年1~9月期のグループ基礎当期純利益の50%に相当する

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