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2022年第1四半期決算(日本語抄訳)

05/05/2022

パリ、2022年5月5日

非常に好調な第1四半期決算
収益は2021年第1四半期比で16.6%増(16.1%増*)と大幅に増加。グローバルマーケッツ事業、金融サービス事業、ファイナンス&アドバイザリー事業を中心に、全事業部門が好調
経費率は単一破綻処理基金への拠出を除くと56.4%(1)。全事業部門で正のジョーズ効果(収益の伸びが経費の伸びを大幅に上回る)を確認
リスク費用は39ベーシスポイント、現在売却を進めているロシア資産を除くと約31ベーシスポイント
2022年通期のリスク費用は30~35ベーシスポイントを予想
グループ基礎当期純利益は2021年第1四半期比21.3%増の15億7,000万ユーロ(1)(報告ベースでは8億4,000万ユーロ)
基礎収益性(ROTE)は11.9%(1)(報告ベースでは6.0%) 

資本状況
2022年3月末時点の普通株式等Tier 1比率は12.9%(2)で、規制要件を約370ベーシスポイント上回る
進行中のロシア事業売却完了時の同比率への最終的な正味影響額は約マイナス6ベーシスポイントの見込み(3)
2021年の株主還元方針を確認
バーゼルIII改革を最終化する規則の発効後を含め、普通株式等Tier 1比率は規制要件を最低200~250ベーシスポイント上回っている

戦略的事業計画の更なる進展
ALDによるリースプラン(LeasePlan)買収計画:包括契約を締結
ブルソラマ(Boursorama)とING間の提携:正式契約を締結
フランス国内のリテールバンキングネットワークの合併計画:フランス国内ネットワークの新規ブランド確立、人的資本に関する主要合意を締結
サステナブル・ファイナンス:2022~2025年の新たな目標額を3,000億ユーロに増額

当グループの最高経営責任者であるフレデリック・ウデアは次のように述べています。
「第1四半期決算は、不確実性が増す環境のなかで全事業が堅調に推移しました。営業レバレッジが改善し、リスク費用が抑制されたことにより、当グループのビジネスモデルの堅牢性と強靭性が実証されました。ロシア事業は、同国の見通しの急変に伴い、現在売却の最終局面にありますが、当グループはお客さまおよび従業員のために事業の継続性を確保しつつ、有効かつ秩序立った方法での撤退が可能になるとみています。当グループは、当四半期に新たなマイルストーンを達成したことにより、戦略的事業計画の遂行を確実に推進し、持続可能で収益性の高い成長と魅力的な株主還元という目標に引き続き注力して参ります。」

(1) 基礎データ(会計データから基礎データへの移行については、英文資料の10. APPENDIX 2: METHODOLOGYの第5項を参照) 
(2) 段階的適用の比率(全面適用の比率は12.8%)
(3) 関連するロシア資産に対し、2022年第1四半期に計上された、格付けの遷移による14ベーシス ポイントの戻入れ後 
本書における注記号*はグループ編成の変更および為替レートの変動による影響の修正再表示後の数値を示す

 

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