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2022年第3四半期決算(日本語抄訳)

04/11/2022

パリ、2022年11月4日

好決算となった2022年第3四半期

収益が2021年第3四半期比2.3%増の好決算、底堅いフランス国内リテールバンキング部門、国際リテールバンキング&金融サービス部門の力強い成長、グローバルマーケッツ事業およびファイナンス&アドバイザリー事業の好パフォーマンスがけん引

経費抑制が奏功、営業費用は限定的な増加(公表ベースでは2021年第3四半期比1.5%増、基礎ベースでは2.0%増)

基礎経費率が改善、単一破綻処理基金への拠出を除くと60.7%(1)(2021年第3四半期は61.8%(1))
リスク費用は31ベーシスポイントに抑制、約3分の2を占める正常債権に対する慎重な引当金を含み、デフォルトは引き続き約10ベーシスポイントの低水準

グループ基礎当期純利益は14億ユーロ(i)(報告ベースでは15億ユーロ)

基礎収益性(ROTE)は10.5%(1)(報告ベースでは11.2%)

2022年1~9月期:基礎ベースで卓越した業績

グループ基礎当期純利益は2021年1~9月期比11.2%増の45億ユーロ(1)(報告ベースでは8億5,800万ユーロ)

9月末時点の基礎経費率(単一破綻処理基金への拠出を除く)は59.6%(1)、2022年通年では64%を下回る見込み

基礎収益性(ROTE)は10.4%(1)(報告ベースでは1.3%)

資本状況を強化、健全な貸借対照表

2022年9月末時点の普通株式等Tier 1比率は13.1%(2)、2022年6月末時点を13ベーシスポイント上回り(3)、規制要件を約380ベーシスポイント上回る

引き続き戦略的事業計画を着実に実行

フランス国内のリテールバンキングネットワークの統合:すべての規制当局の認可を取得、法定の統合期日を2023年1月1日に確定

フランス国内におけるブルソラマとINGとの間のパートナーシップを成功裏に完了:パートナーシップの対象顧客の約3分の2に相当する31万5,000人がオンボーディング、85億ユーロ近い残高が移管
ALDによるリースプランの買収:承認プロセスは順調に進行、年内に株主割当増資、2023年第1四半期に買収完了の見込み

野心的なESG目標:ローンポートフォリオの脱炭素化を加速

当グループの最高経営責任者であるフレデリック・ウデアは次のように述べています。

「地政学的、経済的にますます複雑化する環境の下、ソシエテ・ジェネラルは、第3四半期も営業実績、収益性共に非常に堅調な好決算となりました。同四半期で特筆されるのは、慎重な引当金の積立方針を維持しながらも、収益を拡大し、営業費用管理を継続し、リスク費用を抑制したことです。戦略的事業計画は引き続き順調に進んでおり、特にフランス国内のリテールバンキングネットワークの統合やブルソラマとINGのパートナーシップの完了など、複数の大きな節目を達成しました。さらに、9月30日に開催された取締役会では、2023年5月開催の次回の株主総会において、私の後任の当グループ最高経営責任者として、スラヴミール・クルパ氏の取締役選任の提案が決定されました。今後数カ月間をかけて、持続的な成長と収益性を確保するための戦略的事業計画の遂行を継続するするとともに、効果的かつ秩序だった移行に万全を期す意向です。」
 

(1) 基礎データ(会計データから基礎データへの移行については、財務情報の基準となる事項の第5項を参照)
(2) 段階的適用の比率(全面適用の比率は12.9%)
(3) IFRS第9号の段階的導入による影響を除く。
注記号*はグループ編成の変更および為替レートの変動による影響の修正再表示後の数値を示す。


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