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2019年第2四半期および上半期決算(日本語抄訳)

01/08/2019

2019年第2四半期:資本比率は一段と大幅に改善(CET1比率:12.0%)、底堅い収益性:ROTE (1)は9.7%

2019年第2四半期と上半期の概要および主な財務データ

 - CET1比率の改善:12.0%(+52bp、2019年上半期は+106bpと最大配分可能額(MDA)を200bp超上回る)

- 基礎となるグループ当期純利益:2019年第2四半期は12億4,700万ユーロ(1,2)、2019年上半期は23億3,200万ユーロ(1,2)

- 基礎となるグループROTE:2019年第2四半期は9.7%、2019年上半期は9.1%

- 底堅い事業部門の収益(2019年第2四半期は前年同期比0.9%減*、2019年上半期は前年同期比0.5%減*):フランス国内リテールバンキング部門(2019年第2四半期は前年同期比2.1%増、PEL/CEL引当金の控除後)および国際リテールバンキング&金融サービス部門(2019年第2四半期は前年同期比5.7%増*)の業況が堅調に推移

- 営業費用は管理されている:2019年第2四半期は42億7,000万ユーロ(前年同期比3.0%減)、2019年上半期は90億5,900万ユーロ(前年同期比0.8%減)

- リスク引当比率は低水準:2019年第2四半期は25bp、2019年上半期は23bp

- グループの変革を継続:ユーロバンク売却の完了に伴い、2019年第2四半期にCET1比率は8bpの恩恵を受けており、現時点で発表されている売却案件は合計でCET1比率に約47bpの恩恵をもたらしている

- グローバルバンキング&インベスターソリューションズ部門の業務体制の調整が実行段階に

当グループの最高経営責任者であるフレデリック・ウデアは次のように述べています:
「ソシエテ・ジェネラルは、2つの優先的な財務目標である資本比率の引き上げと収益性の改善を目指す事業戦略が引き続き順調に遂行されていることを実証しました。特に、普通株式等Tier 1(CET1)比率は2019年上半期の目標値である12%を達成しました。フランス国内リテールバンキング部門および国際リテールバンキング&金融サービス部門は、前四半期に引き続いて好調に推移し、フランス国内リテールバンキング部門の収益は一段と改善し、国際リテールバンキング&金融サービス部門では引き続き力強い成長および収益性が確認されました。グローバルバンキング&インベスターソリューションズ部門においては、発表から僅か数ヵ月後に、業務体制の調整が実行段階に入りました。また当グループは、社会にコミットする責任あるプレイヤーとして、海運業界の脱炭素化に対する姿勢とそのセクターポリシーを強化しており、石炭からの脱却を目指す事業戦略を再確認しました。それにより当グループが経済に有益な変化をもたらすことに寄与していることを確認しました。」

本書の脚注*はグループ編成の変更および為替相場の変動による影響の修正再表示後の数値を示す
(1)  基礎となる数値。会計上の数値から基礎となる数値への移行については、財務情報の基礎となる事項の第5項を参照
(2)  国際会計基準(IAS)第12号の改定に伴う修正再表示後


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