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2022年第2四半期および上半期決算(日本語抄訳)

03/08/2022

パリ、2022年8月3日

2022年第2四半期と2022年上半期は基礎ベースで卓越した業績
2022年第2四半期
収益は全事業で力強く拡大し、複数の事業部門が過去最高を記録したことにけん引され、2021年第2四半期比で12.8%増(13.4%増*)
経費抑制が奏功し、経費率が改善(単一破綻処理基金への拠出を除くと61.8%(1)
リスク費用は減少して15ベーシスポイント、デフォルトは限定的な水準
ロシア事業からの撤退(2):損益への影響は税引前で33億ユーロのマイナスとなったが資本への影響は極めて限定的
グループ基礎当期純利益は15億ユーロ(報告ベースではマイナス15億ユーロ)
基礎収益性(ROTE)は10.5%(1)

2022年上半期
グループ基礎当期純利益は2021年上半期比16.3%増の31億ユーロ(1)(報告ベースではマイナス6億4,000万ユーロ)
基礎収益性(ROTE)は10.8%(1)

資本状況
2022年6月末時点の普通株式等Tier 1比率は12.9%(3)で、最大配分可能額を約360ベーシスポイント上回る
2021年自社株買い計画を開始(約9億1,500万ユーロ)
2022年6月末時点の2022年配当準備金は1株当たり1.44ユーロ(4)

2025年ESG目標を強化
2022~2025年のサステナブルファイナンス目標額を3,000億ユーロに設定
低炭素化戦略部門でグローバル・ベスト・バンクに選出(ユーロマネー誌「2022年アワード・フォー・エクセレンス」)

2025年の財務目標
収益増加:2021~2025年の年平均成長率が3%以上
経費率の改善:62%以下
予想される収益性(ROTE):10%
バーゼルIV実施後の目標とする普通株式等Tier 1比率:12%
ペイアウト政策:グループ基礎当期純利益の50%を維持(自社株買いの形式による還元は最大40%(5)

当グループの最高経営責任者であるフレデリック・ウデアは次のように述べています。
「2022年第2四半期は、様々な戦略的プロジェクトを集中的かつ規律正しく遂行した2年間の集大成となりました。当グループは、ビジネスモデルの簡素化と強靭性の向上に成功し、お客さまのニーズの変化およびデジタル技術やESGを巡る広範囲に及ぶ変革を支援するために事業変革を遂行し、高成長が期待できる事業に的を絞って投資してきました。2022年上半期には、収益の力強い成長と10%を超える基礎収益性(ROTE)を達成しました。また、ロシア事業からの撤退は、資本への大きな影響や当グループの戦略展開に支障をきたすことなく、推進することができました。こうした展開と業績動向により、当グループは、不透明性が増す環境であることは否めない短期的にも、また中期的にも、先行きに自信を持っています。2025年までには、現在進行中の数々の戦略および営業効率化の取り組みの成果を得て、魅力的な株主還元方針を維持しながら、目標コアTier 1資本比率12%に則した10%の収益性を実現できると考えています」

(1) 基礎データ(会計データから基礎データへの移行については、財務情報の基準となる事項の第5項を参照)
(2) ロスバンクおよびそのロシア子会社の売却
(3) 段階的適用の比率(全面適用の比率は12.8%)
(4) 超劣後債および永久劣後債に係る利息控除後のグループ基礎当期純利益の50%の分配に基づく。
(5) 超劣後債および永久劣後債に係る利息控除後。株主総会および規制当局の承認を必要とする。
本書中の注記号*はグループ編成の変更および為替レートの変動による影響の修正再表示後の数値を示す。

 

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