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2019年第3四半期決算(日本語抄訳)

06/11/2019

パリ、2019年11月6日

自己資本比率の大幅な改善(CET1比率:12.5%)

  • CET1比率は12.5%と2019年6月30日より46bp改善、規制要件(最大配分可能額)を約250bp上回る。Tier 1比率:15.2%
  • 2019年1~9月期の自律的な資本形成総額:28bp(1株当たり1.65ユーロの配当金引当額を含む、1株当たり2.20ユーロの75%相当)
  • グローバルバンキング&インベスターソリューションズ部門はリスク加重資産の100億ユーロ削減目標を達成
  • ソシエテ・ジェネラル・セルビア、ソシエテ・ジェネラル・モンテネグロ、モビアスバンカ・ソシエテ・ジェネラルの売却を完了:2019年第3四半期への影響は+10bp、完了した売却案件の累積影響:+38bp
  • レバレッジ比率は4.4%へ上昇
  • 有形純資産価値は2018年9月30日比で7.9%増(1株当たり有形純資産価値:1.9%増)

事業およびビジネスモデルの調整は順調に進展、底堅い収益性(2019年1~9月期のROTE(1):8.1%) 

  • フランス国内リテールバンキング部門と国際リテールバンキング&金融サービス部門の収益性は良好な水準で、2020年度の目標範囲内
  • グローバルバンキング&インベスターソリューションズ部門の目標に沿った事業再編の実施:ストラクチャードファイナンス事業は増益、事業閉鎖の影響を受けたグローバルマーケッツ事業は減益
  • グループの基礎となる営業費用は一段と減少:2019年第3四半期は前年同期比1.3%減(1)、2019年1~9月期は前年同期比1.2%減(1)、特にグローバルバンキング&インベスターソリューションズ部門は優れた実績を達成(2019年1~9月期:前年同期比3.1%減 (2))
  • 2019年1~9月期のリスク引当比率は抑制されている:24bp(2019年第3四半期:26bp)
  • 基礎となるグループ当期純利益:2019年第3四半期は8億5,500万ユーロ、2019年1~9月期は31億8,300万ユーロ

気候変動対策に取り組む主導的な銀行として認められる

  • 環境問題に取り組む世界第1位の銀行、全CSR基準では第6位(RobecoSAM社の2019年ランキング)
  • 2019年から2023年のエネルギー移行に対する総額1,200億ユーロの資金供給への拠出を新たな目標として設定

当グループの最高経営責任者であるフレデリック・ウデアは次のように述べています:
「ソシエテ・ジェネラルは2019年第3四半期でも優先度の高い事業目標に応じた業績を達成しました。資本という点では、CET1比率は12.5%へ大幅に改善しました。リテールバンキング&金融サービス事業は堅固な業績および財務実績を達成しました。グローバルバンキング&インベスターソリューションズ部門は、2020年の目標に先駆けて実施している事業再編による恩恵をまだ受けていないにも関わらず、不利な環境の中、堅固な当期純利益を上げました。リスク引当比率は、ローン・ポートフォリオの質の高さを反映し、全事業部門において低水準を維持しています。ソシエテ・ジェネラルは、エネルギー移行の資金供給に向けて、責任ある銀行グループとしてコミットし、かつ国際的な主要銀行としての役割を確認しました。当グループは、欧州における厳しい規制環境においても、強い責任感をもちチーム一丸となって目標を実現できると確信しています。」

本書の脚注 *はグループ編成の変更および為替相場の変動による影響の修正再表示後の数値を示す
(1)    基礎となる数値。会計上の数値から基礎となる数値への移行については、財務情報の基準となる事項の第5項を参照
(2)    EMC活動に関しては、営業費用は事業再編費用および統合費用として修正再表示されている


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